Archive for 7月, 2016
ムズカシイなぁ
失意泰然得意淡然
《 しついたいぜん とくいたんぜん 》
はじめましての熟語。
ねこは、意味どころかこういう熟語の存在を知りませんでした。
前半四文字と後半四文字で
真逆の意味があるようです。
「失意泰然」
物事がうまくいかないとき、
焦ったりせず落ち着いて時節の到来を待つ
。。。という意味があるそう。
「得意淡然」
何をやってもうまくいく!
そんな時こそ驕らず慎ましく
謙虚でありなさい
。。。という意味。
失意の時も得意の時も
変わらず淡々となすべきことをなし
静かに構えて障壁を乗り越えた者にしか
成功への道のりは見えてこないものということのようです。
ところでみなさん、
モノゴトがうまく回らないときやハプニングに遭遇したときでも
みなさんは、いつもと同じように淡々と堂々とできてるのかニャぁ~?
焦る、慌てる、舞い上がるで落ち着きを失ってしまうねこ
ところが、このごろ神ってる!なんかもってる!な~んて
イイ感じの時は思い切りテンション急上昇で調子に乗っちゃうんだニャ~。
こんな熟語はないけれど、失意不泰然 得意不淡然。
驕らず身をわきまえて淡々と何事もこなしていく姿勢の重要性を
熟語に見い出しました。
ねこの大発見!
❤ お読みくださりありがとうございました ❤ ❤ ねこ ❤ ❤ ❤
郷に入れば郷に従え。。。というけれど
「郷に入れば郷に従え」
新しく入っていく方は、なじむ努力が必要。
もっとも。もっとも。
じゃあ、迎え入れる方は?
受け入れる覚悟が必要。
環境、立場、関係性などなど
日々それぞれ違うことが、人それぞれに起こったり訪れたり。
たとえば、配置転換。
たとえば、誕生。
たとえば、、、、、。
今までの自分のやり方、考え方、価値観
すべてを踏襲したまま貫こうとすれば
今までと違う場所の中ではブツカルことばかりかもしんないね。
たか~~~い見えない壁が立ちはだかっているように感じることばかりかもね。
変化の先に順応していくには、
自身が変わることで適合させることが
一番ラクな生き方になるのかもしんないニャ~!
しなやかに合わせる極意は?
知ること、聞いてみること、教わること、受けとめること、学ぶこと。
そして少しだけ受け流すこと。
変化はチャンス!
「イイエ」ではなく「イエス」の自分が
順応に強い自分になるコツにゃんだ。
※お題を頂戴しましたので考えさせていただきました。
どうだったかにゃ?また感想を聞かせてくださいニャ!
❤ ❤ お読みくださりありがとうございました ❤ ねこ ❤ ❤
シダレヤナギに学ぶ。
内直くして外曲がる<ウチナオクシテソトマガル> 荘子
清く正しく美しくの信念を内に秘めながら
自己の考えや価値基準での判断や押しつけはせず
相手を尊重し世間に合わせながら
柔らかに、しなやかに、穏やかにというとらえ方。生き方。
揺れるシダレヤナギはなぜ強い?
きっと、きっと風に合わせて揺れるから。
びくともしない木は、
抵抗をもろに受けとめる分、強いけど弱いんだな~。きっと。
「合わせてかわす」のも生き方の術ニャン。
「流れに沿いながら待つ」のも生き方の術ニャン。
荘子には自然から学びえた物事のとらえ方や考え方がいっぱい。
自然に教えられ、気づきをいただき、たまに『荘子』に興味を持ってみる。
これだけで、ずいぶん得した気分になる!にゃん。
❤ ❤ ❤ お読みくださりありがとうございました ❤ ❤ ねこ ❤
ソウジ といえばどんな漢字が浮かぶかな?
いろんな正解が出てきそうですが、
ここでの「ソウジ」は『荘子』。
さて、このソウジとは、中国の古典『荘子』
今から2300年もの昔々
中国は宋の国でお役人だった荘周さんが残したものニャンだって。
その中の天運篇から 顰に倣う
顰 (ひそみ):眉間にしわを寄せ顔をしかめること
倣う (ならう):真似ること
ぱっと見ていいじゃんって、上っ面だけ真似をする。
薄っぺらな感じ~。
見たことを深く知ろうとも考えもせずではね。
良く分かろうとしてみよう、その意味を知ろう。
咀嚼して、それからやっと自分用に変換!
こういう手順をすっ飛ばす要領の良さは、自分の身になりそうにないぞ。
「なぜなんだ」「どういうことなんだ」の回り道が
『真似』を『自分流の本物』に変えるコツかもニャン。
❤ お読みくださりありがとうございました。 ❤ ❤ ねこ ❤ ❤ ❤