有智無知三十里
ゆうちむちさんじゅうり
これはね、辞書によると
知恵のある者と知恵の無い者との差の甚だしいことのたとえ
・・・だそうです。
曹操 聞いたことありますか?
三国志にも登場する、
女好きのゲスいイメージを持ってんだ、ねこは。
ある石碑の裏側に記してあった8文字を目にした曹操さん。
「黄絹幼婦外孫韲臼」
なんのこっちゃ?状態の曹操さんと一緒にいた揚修さん。
この方は、すぐに意味を理解できたそう。
答えを教えるな!と口止めしてから
曹操さん、考えながら歩いて歩いて三十里!
そこまで考え続けて、ようやく判ったその意味は
揚修さんの理解と全く同じ。
「素晴らしい文章」っていうお褒めの文字羅列。
なんでこんなわかり難いコト書いたんだ!
なんてキレたんじゃなくて
曹操さん自身と揚修さんのあいだにある
三十里分もの知恵の甚だしい差を
思い知らされたんですねぇ。
それでも、誰かをあてにせず、頼らず
考えて考えて、正解に辿り着いたのは、立派だニャあ~。
ただ者じゃないね!曹操さん
理解に時間がかかる。
自力で無理なことがしばしば。
しかぁ~~し
ダテじゃない人生経験を積んで磨いて
知恵をつけるぞ。
曹操さんに、諦めずずっとずっと考え続ける姿勢を
学ばせていただいたねこでした。
❤お読みくださりありがとうございました❤ ねこ